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リニアベアリングケージ(直線運動軸受保持器)
開発の歴史
1986年以来、KMFは転がり軸受の付属品、特にトラック(軌道)システム用と、玉、ころ、針状ころなどあらゆる転動体用の保持器を開発してきました。主要顧客であるヨーロッパおよび海外の多くの有名なローラーベアリング(転がり軸受)メーカーやリニアシステムメーカーと共に開発し、KMFのスタンダード製品を使用しています。
これまで数十年の開発の結果、直線運動や回転運動のシーケンスにより良い効果を生み出す製品をリリースし続けてきました。
KMFの創業当初、周囲の有名な関連リニアシステムメーカーは、プラスチックケージを自社製品にうまく活かせずにいました。当時はまだ精巧に機械生産された金属製ケージをガイドユニットの主要部品として使用していました。さらには転がり軸受業界ではすでに標準となっている転動体ガイドも適切な転動体ホルダーも当時はありませんでした。
その時代にKMFが開発した1メートル単位で生産するケージバンドが、リニアシステムメーカーで試されるようになりました。 複合設計(スチール/プラスチック)の複列アングル針状ころ保持器とクロスころ保持器、FF…ZW(アリ溝エレメント)の代替品としての複列プラスチック針状ころ保持器、スチール補強付きボール保持器は、1987年にKMFで初リリースされました。
現在高い評価を得ているスライドガイドのボールチェーンと同様に、リニアガイド業界の開発責任者たちが、その大きな利点をすぐに認識し、短期間のうちに彼らの製品に組み込まれることになりました。
リニアボールケージKKLK(直線玉軸受保持器)
クロスローラーケージKKXL(クロスローラー保持器)
ニードルローラーケージKKFF(針転がり保持器)
ターゲットアプリケーション
食品加工機械、包装機械、充填機、ロボット、半導体製造装置、医療機器、遠心分離機、FA機器、計測機器、建設機械、監視カメラ等
KMF ベアリング 製品ラインナップ
スリム・スプリット・ベアリングの特長
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