KMF クロスローラースリム・スプリット・ベアリング（単列円筒ころ軸受）PSX-08/PSR-08/PSA-08

2023-09-14

1 クロスローラースリム・スプリット・ベアリング（単列円筒ころ軸受）
2 スリム・スプリット・ベアリング（薄肉分離型軸受）
3 製品ラインナップ
4 ターゲットアプリケーション
5 KMF ベアリング　製品ラインナップ
6 スリム・スプリット・ベアリングの特長
7 問い合わせ先

クロスローラースリム・スプリット・ベアリング（単列円筒ころ軸受）

クロスローラーベアリング（単列円筒ころ軸受）は、ラジアル荷重、両側作用アキシアル荷重、モーメント荷重を受けることができます。軌道面は、90°交互に配置された円柱ころで構成されています。KMF-CROSSED-ROLLER-SLIM-SPLIT-BEARINGは、KMF-SLIM-SPLIT-BEARINGと同様に分割された軸受輪を使用しているため、可能な限り大きな円筒ころを、最小の軸受クロスカットでこの特殊な軸受形状に組み込むことができます。保持ローラーとガイドローラーを持つクロスローラケージは、軌道面の摩擦を低減し、高速化を可能にします。さらに、保持器の特殊な形状により、軸受隙間のラビリンスシーリングが保証されるため、シールシステムと同様に、軸受グリースの流出や粗い汚れの侵入から軌道面システムを保護します。KMF-CROSSED-ROLLER-SLIM-SPLIT-BEARINGは、PSXシリーズと呼ばれる8,0 x 8,0 mmのベアリングクロスカットで提供されます。この小さな軸受クロスカットのため、接続部品は非常にシンプルに設計することができます。そのため、KMF-クロスローラー軸受は、設計と機能に関して多くの利点があります。可能な限り最大量のころ、保持器の統合、ころと軌道面の間の所定の線接触により、クロスローラベアリングの弾性変形は小さい。そのため、この軸受は特にアキシアル方向の剛性が非常に高く、予圧を高く設定することで剛性を高めることができます。そのため、各用途の要求に個別に適合させることができます。KMFは、各シリーズの全径範囲において、すべてのタイプの軸受を短期間で供給することができます。また、ご希望のシリーズ以外の寸法も短期間で供給可能です。

材質
ベアリング（軸受）はステンレス鋼X46Cr13（材料コード1.4034）製。セパレーターはポリアミド12製です。

使用条件
スタンダードベアリング（標準軸受）の連続運転時の温度限界は、-40℃と+100℃です。

特徴
– アンギュラころ軸受とその連結部品による構造の大幅な簡素化 (連結部品の経済的な構造)
– アルミニウムなど、連結部品の材質を自由に選択可能
– 耐食性に優れ、メンテナンスが容易
– 最大剛性（低変形）での高い静的・動的基本定格荷重
– 低質量
– 取り付けが容易
– ご希望のシリーズ下の寸法を短期間で供給可能